無人駐車場システムの仕組み。便利だけどトラブったときに焦ります

昨日は市の中心部の商業施設に出かけました。郊外の大型ショッピングセンターの登場で駅前の商店街は寂れてしまいましたが、その商業施設には子どもが遊べるスペースを設けているため、多くの親子連れで賑わっていました。

便利な無人駐車場システムの仕組み

郊外の大型ショッピングセンターと駅前施設の大きな違いは、駐車場の大きさです。前者は広い駐車スペースが確保できるため無料でゆったりと駐めることができますが、駅前の駐車場はスペースも狭く無料というわけにはいかず、施設に隣接した立体無人駐車場を利用することになります。

駐車場の無人化はかなり進んでおり、昨日利用した駐車場も入場前に駐車券を機械が発行し、退場前に支払うシステムを採用していました。それでも退場前に支払う場合、機械に駐車券を投入し、金額を確認し小銭を入れるという工程が発生するため時間がかかり、車の流れが滞る可能性があります。それを防ぐため、昨日の施設は各駐車場の階に事前清算機を設置していました。

事前清算機で支払いを済ませておけば出口で駐車券を入れるだけでバーが開くので、車が滞ることなくスムーズに出車できます。最近ではさらに進み、支払い済みの駐車券を入れなくても自動でバーが開くシステムの導入も進んでいるようです。

出口で勝手にバーが開くシステムと聞けばETCを思い浮かべますが、ETCのようにカードリーダーを搭載しているわけでもないのに、どのような仕組みになっているか不思議に感じますが、どうやら入場時に車番認識カメラでナンバープレートをすべて認識・登録しているようです。管理サーバーに登録されたナンバーは、事前精算機で精算されると管理サーバーに精算済みであることが登録されます。ナンバープレートは退場時にも読み取られ、管理サーバーで精算状況を照合し、精算済みのクルマと判定した場合にはゲートが自動で開きます。(参考:事前精算すると自動で開くのはなぜ?駐車場の仕組み

無人駐車場でトラブった時に焦らないために知っておきたいこと

そんな便利な無人駐車場システムですが、トラブったときはどのように対処すべきでしょう?無人駐車場を利用する際、機械に故障が発生するなんて想定している人はあまりいないと思います。ぼくもそうでしたが、昨日はそんな事態が発生してしまいました。

事前精算機で支払いを済ませた後、駐車券が戻ってこなくなったのです。後ろには精算待ちの人たちが並んでいます。焦ります。親切な人たちだったので、「おかしいですねー」とか言いながら一緒にどう対処すべきが考えてくれましたが、「取り消し」ボタンやら何だか分からないボタンを押したりしましたが、出てくる気配はありません。

並んでる人たちには使用を諦めてもらい、機械に掲示してあるフリーダイヤルの緊急連絡先に連絡しました。スマホで通じましたが、どうやら全国の駐車場システムを管理している中央司令塔的なところにかかったようです。そこで聞かれるのが、機械の認識番号です。そこで、どの駐車場の機械が悪いのかを特定できたようで、強制的に駐車券を出そうと遠隔操作しているようでした。

それでも駐車券は出てこず、さらにそのとき発行した領収書に印字してあるNoなどの情報を尋ねられました。電話中にも機械を利用する人たちがやってきますので、使えないことを説明しながら電話の相手とやり取りをするわけですから、かなりの精神的負担になります。後で思ったのですが、店員を呼んだ方がよかったのかもしれません。しかし、その場には店内の然るべき場所とつながる連絡手段もなかったし、何がベストな対応だったのかいまでもよく分かりません。

結局機械トラブルは解消できず、「そのまま出口まで行って電話してくれたら遠隔操作でバーをあげてくれる」ことになりました。「えー、また電話かよ」と正直思いましたが仕方ありません。そして、出口まで行って再び電話をすると、別の人が出てくるではありませんか。「どこから説明すすればいいんだ」と一瞬パニックになりました。その間、こちらのレーンに後続車が並ばないようにハザードを出す冷静さは残っていました。

とりあえず、「事前精算機の不具合で、出口のバーまでいけばバーを上げてくれるように指示された」ことを手短に伝えます。そこで、どの店舗の駐車場か、そして2レーンある出口のどちらにいるのかを聞かれます。それに答えると、やっとバーが開きましたが。精神的にくたくたになってしまいました。

まとめ

普段から、「テクノロジーの普及にはユーザーの理解が必要」とか偉そうに言っていましたが、テクノロジーで不便を強いられることがあることを体感しました。銀行の現金自動預け払い機(ATM)であれば、問題が発生したときに銀行員がすぐに駆け付けてきますが、ETCや無人駐車場の場合そうはいきません。トラブルが発生した対処法を、ある程度知っておく必要があるようです。

駐車場やETCで開閉バーが開かなかったときは、ハザードランプを点滅させて、その場で係員の案内を待つことが基本になります。今回のようなケースでも、対処できる自信がない人は店内の人に相談した方が確実です。焦ってバックをしてしまえば、事故を誘発する可能性があります。冷静に行動することがが最優先になることを知っておきましょう。

余談ですが、今回の駐車場のトラブルといい、先週バイクの運転中、袖口から入ってきた蜂に腕を刺された件といい、確率的起こる可能性がかなり低い出来事に遭遇しているのが心配です。今週は何事もなく、乗り切れればいいのですが。