昼間の活動量や精神的な疲労によるストレスで大きく変わる理想的な睡眠時間

現代人の睡眠に対する関心は高く、頻繁に「理想的な睡眠時間は?」なんて記事をよく目にします。そこで、ぼくの主観に基づいた睡眠に関する考え方を紹介したいと思います。

出典:PAKUTAS

理想的な睡眠時間は8時間か?

主観といっても、色々な情報に触れて納得できるものや、そうであって欲しいとの希望が入り混じった情報が頭に残っているといった感じです。まず理想的な睡眠時間として、8時間程度だとの認識が一般的なように感じます。まあ、妥当な長さかなと思います。また8時間は目安として、昼間に眠気に襲われたり、疲れが残っていたりしないかという体感も、十分な睡眠時間がとれているかどうかの判断基準になりそうです。

ぼくの体験では、7~8時間眠れば朝自然に目が覚め、頭もすっきりとして疲労感も残っていません。しかし昼間に眠気に襲われないかといえば、決してそんなことはありませんでした。特に事務職をしていたときの眠気は尋常じゃなく、極度に忙しいときは大丈夫なのですが、緊急に処理が必要でない仕事をしているときは眠くて仕方がありませんでした。また、現場作業の仕事のときはそのような眠気に襲われることは少ないのですが、会議で人の話を聞くときはやはり眠気に襲われてしまいます。

そのような体験から、十分な睡眠がとれていたとしても頭や体の活動が少ないときや、気分が乗らない仕事をしているときは眠気がやってくるのだと認識しました。そのため、いまの配送ドライバーとしての仕事や、早朝に副業のライティングをする生活にシフトしてきたのも、理想的な睡眠をどのように確保するのかが重要な課題でした。

そしていまの睡眠時間は夜間約5時間、昼寝約40分です。運転中の事故は絶対にできないとの意識からか仕事中に極度の眠気に襲われることはなく、ストレスの少ない日々を送れています。単調な運転に眠気を誘発される人もいると思いますが、運転中は自分の勉強のための情報収集をする時間に使うという目的意識があるのも、眠たくならない要因の気もします。

現代人は眠り過ぎ?

不眠」も現代人の大きな悩みとなっているようです。テレビなどで活躍している武田 邦彦氏も、不眠に悩まされていた経験から、睡眠に関する調査をしたといいます。武田氏は睡眠に関して以下のような見解をもっており、ぼくの体験からも非常に納得のいくものです。

  • 睡眠時間と寿命の関係性は4~7時間でほとんど変化がなく、短すぎても長すぎてもよくない
  • 現代は機械化が進んでいるため力仕事する必要がほとんどなく、体への負担は減っているため昔ほど睡眠を必要としない
  • 体を使うより頭を使うほうが疲労度が蓄積され長い睡眠が必要になる
  • 体と頭を休め、リラックスした状態になるだけでも睡眠効果を得られる

つまり、起きている間にどれだけ体や頭に疲労が蓄積されるかで理想的な睡眠時間が変わることを示唆しています。また、無理に8時間眠ろうとすることでストレスになり逆に不眠が促進されるので、横になり目をつむるだけでもよいといいます。

武田氏の見解が正しいとすれば、現代人はそれほど眠る必要がないのかもしれません。むしろ「8時間が理想的な睡眠時間」との情報がストレスになる上、起きている間の活動量が少ないにもかかわらず長時間眠るため心臓病や肥満、糖尿病などの現代病を誘発している可能性もあると思います。中には起きている間疲労困憊になるまで活動しているため、8時間以上の質の高い眠りが必要な人もいると思いますが、そこまで体と頭をフル活用している人は少ないのではないでしょうか。

また、企業でも「昼寝タイム」を導入するなど、最近注目されている昼寝の効果はとても高いと感じます。1日8時間睡眠 ― 16時間の活動サイクルを、7時間30分睡眠 ― 5時間活動 ― 30分昼寝 ― 11時間活動のサイクルにすることで、体と頭を一旦リセットできる効果があるのだと思います。実際に眠れなくても、リラックスした状態で横になるだけでも睡眠と同じだけの効果もあるようです。

まとめ

ぼくの場合も昼寝をとりいれたいまの生活リズムになり、トータルの睡眠時間は減りましたが風邪などの病気にかかることが少なくなりました。サラリーマンを止めたことでストレスが大きく減ったこともあり、良質な睡眠だけで健康な生活を送れているわけではないと思いますが、「8時間は絶対に寝ないといけない」との観念に捉われることなく、自分の体に合った睡眠をとることはとても大切だと思います。