「週刊少年ジャンプ」のアニメを無料公開中。今更ですが『DEATH NOTE』が面白い

「週刊少年ジャンプ」が創刊50周年を記念し、期間限定でアニメを無料公開しています。2019年3月末まで観過ぎないように、誘惑とどう戦うかが課題になりそうです。

やっぱり面白い日本の漫画とアニメ

小学生の頃は「週刊少年ジャンプ」を、毎週近所の駄菓子屋で買って読んでいました。好きだったのは『ドラゴンボール』『北斗の拳』『ドクタースランプ』『キャプテン翼』『キン肉マン』『ハイスクール奇面組』など。本当に好きな漫画はコミックも購入し、今でも残っている漫画は子どもたちが楽しんで読んでいます。まさか当時は、自分の子どもたちが同じ漫画を読むなんて想像していませんでした。20代まで集めていた『ジョジョの奇妙な冒険』や『こち亀』などを処分してしまったことを後悔しています。

結婚してからは主にシリアスな青年漫画を好んで読むようになり、少年漫画からは離れていました。しかし、最近日本のアニメに関する翻訳に携わるようになり、YouTubeで実際にアニメを観てみるとこれが面白い。ぼくが子どもの頃より質が高く、ストーリーの展開も論理的でかつ観る者を考えさせるプロットが巧妙に仕掛けられてぐいぐい引き込まれます。少年誌では『ジョジョの奇妙な冒険』以前は、そのようなスマートな漫画はあまりなかったように思います。そんな代表的な漫画が、ちょっと古いですが『DEATH NOTE(デスノート)』です。

ちょっとどころか、連載は10年以上も前なんですね。公式の無料アニメーションチャンネルが開設されたこともあり、今更ですが仕事の合間に観ています。非公式の動画では多言語のものもあり、世界中で観られているコンテンツであることが分かります。あまり日本では話題になっていませんが、ハリウッド版も作られています。ハリウッド版は原作とは大きく外れた内容で、また登場人物の行動が無能すぎて逆に話題になっているようです。

連載までこぎ着けるのは本当に才能のある一部の漫画家のみ

漫画家を志す人たちの中で、連載までこぎ着ける人は1000人に一人と言われています。連載したとしても人気がなければ直ぐに打ち切られる厳しい世界です。『DEATH NOTE』の小畑 健さんは高校2年のとき(1986年)に投稿し佳作入賞した『CYBORGじいちゃんG』で、1989年に連載デビューしています。それからヒット作を連発している、漫画家の中でも超エリートの天才だと思います。

一方で『ナニワ金融道』の青木 雄二さんは、45歳でデビューした遅咲きの漫画家で、漫画家になるまでの厳しい世界を著書で吐露しています。漫画賞に入賞したとしても直ぐに連載できるわけではなく、出版社の編集者とのやり取りで、連載に耐えうる質になるまでキャラクターやストーリーなどの変更が命じられます。その間の報酬はなく、運よく連載になったとしても原稿1枚の報酬は1万円程度です。コミック化されてからやっとまとまったお金が入るようになり、アシスタントを雇えるようになります。

そんなし烈な競争を経て連載されている漫画なので、面白くないわけはありません。画力や内容も進化しないと読者は満足しないので、年々漫画の質は高まっているはずです。「少年ジャンプ」も50周年を迎え、昔と比べ格段と全体のレベルが上がってるはずです。そんな漫画で溢れる日本のコンテンツ力の高さは、到底他の国が真似できるものではないでしょう。

まとめ

これも今更ですが、翻訳の依頼で海外でも人気があることを知った「ハンターハンター」や「BLEACH」、「犬夜叉」、「NARUTO」、「ワンピース」なども改めて観たくなってきました。それぞれ作者が創出したキャラクターや世界観があり、何かしら現実の世界を反映したテーマがあります。日々仕事や子育てなどで忙しくしていますが、充実した人生を送るためにも優れたコンテンツに触れる時間も大切にしたいです。