誰もがブログで情報発信すべきか?9カ月でユニークユーザー100人・収益が千円超え

以前に2年間ほど、ブログサービスを利用してブログを書いていましたが、今年の3月から独自ドメイン「innovatenation.net」とレンタルサーバー(ロリポップ!)を取得し、WordPressを利用してブログを書き始めました。正確にはその間にも、WordPressで数カ月ブログを書いていたのですが、ちょっとしたトラブルでそのブログは閉鎖しました。そのことについては、いつか書ける日がくると思いますが、「身近な人のことは書くな」という貴重な教訓を得たことだけは伝えておきます。

Photo:PAKUTASO

なぜブログを書くのか?お金のためだけとはいいませんが

ぼくがブログを書く動機としてもっとも重きを置いているのが、「お金を稼ぎたい」ということです。ブログでお金を稼ぐということは、できるだけ多くの人に見てもらい、「Google AdSense」と通じて表示される広告をクリックされることで、その広告主から広告料としてわずかなお金が入ってくることを意味します。だいたい100人見てくれる人がいれば、1人クリックしてれる人がいます。以前はテレビやラジオ、新聞、雑誌などが主な広告媒体でしたが、インターネットの発達により個人でも媒体になれる時代になったのです。

ブログを書き始めた3カ月ほどは、ほとんど誰も見てくれません。記事数が少ないため、検索エンジンでキーワード検索(オーガニックサーチ)しても、1ページ目に表示されなければサイトに辿り着ける人が少ないためです。それでも根気強く記事数を増やしていくと、徐々にオーガニックサーチの上位表示にかかるようになります。そうなれば自然に閲覧者(ユニークユーザー)が増え、このサイトでも9カ月目にしてようやくコンスタントに100人程度が見てくれるようになりました。これでようやく月千円程度の広告料が入ってきます。記事数にすれば200を超えていますので、時給換算するとめちゃめちゃ安いのですが、会社に頼らず(正確にはGoogleに頼っていますが)自分の手で稼ぐ千円は、不思議な充実感があり、さらにブログを書くモチベーションになります。

月千円程度の収益化ができているブログは、全体の3割程度だと言われています。コンスタントに記事を書いていれば高いハードルではありませんが、多くの人が更新されないブログを放置しているのが現状です。ぼくも「お金稼ぎ」だけを目的にしていたら既に辞めていたでしょう。これだけ非効率な稼ぐ手段は他にないからです。一方で、有益な記事を書き重ねることで収益が右肩上がりになる可能性もある魅力的な手段でもあるのも事実で、さらに「お金稼ぎ」以外の効果も期待できます。

有益な情報を発信することの大切さ

「お金稼ぎ」が大きな動機であることは事実ですが、仕事で請け負っている翻訳ライティングのスキルアップも目的としています。ライティングのスキルを高めるには、とにかく書くことが大切です。あまり馴染みのないテーマについてもインプットとアウトプットをすることで、効率的に有益な情報を発信する訓練になります。

また、ブログでの情報発信をすることを日課にすることで、常にブログのネタはないかと頭を働かせることになります。できるだけさまざまなメディアから情報を得るように心がけるようになり、その情報を元にどのようにブログで展開しようかと考えるようになります。このルーティンが日常化されると、ブログのネタを考えるのにそれほど苦労しなくなります。単に漫然と情報に触れるだけでは頭に残りませんが、自分の頭で解釈しアウトプットすることで知識として蓄積されるという効果もあるのです。

しかし、誰もがブログで情報発信すべきだとは思いません。書くことが苦手な人には苦痛でしかないでしょうし、「お金稼ぎ」だけが目的になってしまえば、稼げたとしても仕事の側面が大きくなり過ぎてしまい、見てくれる人より広告主にとって都合のよい情報発信になってしまう可能性もあります。仕事として割り切れれば、それはそれでいいとは思いますが。

ネットでは「ブログで10万円を稼ぐ方法」などの甘言で溢れていますが、そんなに甘いものではありません。ブログで成功している人の中には、「ブログの稼ぎ方」を教材として販売している人もいますし、確かに稼ぐ法則(SEO)が存在するのでしょう。しかし基本的にブログで重要な姿勢は「有益な情報をコンスタントに発信する」ことで、「簡単に稼げそう」という動機で始めるべきではないと思います。

まとめ

正直、ブログを書くのが苦痛だと感じることがあります。特にほとんど誰も読んでくれない最初の数カ月は、心が折れそうになります。そんなとき励みになるのが、ユニークユーザーの増加と、それに伴い増える収益になります。あまりにも無意味で不快な記事でない限り、書き続ければ多少の増減はありますが、右肩上がりにユニークユーザーと収益は増えていきます。それに、「スキルアップ」や「同じ考え方の知り合いを増やす」などの目的が加われば、きっと有益な情報を発信できる息の長いブログに育てることができるのではないでしょうか。