便利なフリーソフトウェア「WordPress」がメジャーバージョンアップ

ソフトウェアのオープンソース化が進んでいます。代表的なのが「WordPress」で、同CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)のシェア率は世界No1です。ぼくもこのブログをWordPressで作成しており、日々いじるうちに徐々に操作にも慣れてきたのですが、先日メジャーバージョンアップが実施されたため使い方が変わり、戸惑っているところです。

進むソフトウェアの共産化

WordPressは、サイトやブログ、アプリを作るためのオープンソースソフトウェアです。最大の魅力は、無償で充実した機能をフルに利用できることろです。ソフトウェア産業に関しては詳しくありませんが、十数年前これだけ充実したソフトを入手しようと思うと、かなりの金額が必要だったのではないでしょうか。また、一部機能のみ無料で、フルで利用したければお金がかかるとうケースもあったと思います。

しかし、ソフトウェアを中心に、世の中の流れはオープンソース化しています。Wikipediaによると1990年代から「フリーソフトウェア運動」が始まり、当初は「コンピュータのプログラマとユーザは、何の制約も受けずにソフトウェア(のソースコード)を他人と共有できるべきなのである」という主張が共産主義的だとされ、「フリーソフトウェア」は営利目的の企業としては関わりたくない対象であったといいます。

ソフトウェア開発会社にとっては厳しい動きでしょうが、ユーザーにとってはありがたい時代の流れです。まさにソフトウェアという資産の「共産主義化」ともいえる動きですが、それは同時に「自己責任」が伴います。基本的にフリーソフトは、無償で提供するけどその後の保証はされず、どのように利用しようが自由ですが、それに伴う結果はすべて自分で責任を負う必要があります。

WordPress 5.0から新エディター「Gutenberg」に

それを感じさせた最近の出来事が、WordPress 5.0「Bebo」へのアップデートです。WordPressは頻繁にバージョンアップをするので、今回のもマイナーなアップデートかと思い気軽に更新ボタンを押しました。しかし、WordPress 5.0「Bebo」はメジャーバージョンアップで、今まで慣れ親しんだエディタが全面的に新しくなります。

WordPress 5.0の新エディタは「Gutenberg」といい、記事の見出しや本文を「ブロック」と呼ばれるかたまりでコントロールするブロックエディタで、各要素をページ内に配置してページ全体をレイアウトします。充実したWordPressでも基本的な機能しか使っていなかったため、正直さらに機能が充実化したGutenbergは個人的にまったく必要性を感じません。これまではタイトルエディタと、画像、動画、タイトル、文章を入力できるエディタだけのシンプルで使いやすい構成でしたが、新エディタでは各ブロックに分けて入力する必要があり、慣れるまでは時間がかかりそうです。

また、Gutenberg用のプラグインは現状まだまだ少ないため、旧エディタで使っていたプラグインが新エディタでは使えなかったりします。でも安心してください。「不便だなあと」感じながら記事を数個書いた後ネットで調べてみると、旧エディタが使える「Classic Editor」が用意されていることが分かりました。

まとめ

さすがに旧エディタがいつまでも使えると思えませんので、時機に新エディタの使い方を覚える必要がありそうです。また、メジャーバージョンアップの場合、後にブログラムの脆弱性が発見される可能性がないとも限りません。動作不良で記事が消えたりしても、あくまで「自己責任」なので文句を言う先もなく、そのリスクに備える必要があります。そこでレンタルサーバーのバックアップ機能を申し込むことにしました。フリーソフトという「共産化」ですが、そのメリットを存分に授受でる人、またそうでない人、逆にデメリットを被る人が生じるなど、格差を生む負の側面もあるんだなあと何だか変に感心してしまうのでした。