ヌートリアとアウトランナーズ。週末にふと思ったこと

2018年12月26日

先週の日曜日とクリスマスイブだった月曜日は、実家とトイザらス、小さな遊園地に行ってきました。

近所の土手でヌートリアに遭遇

実家の近所の土手を子どもたちと散歩していると、ヌートリアに遭遇しました。子どもたちは興味津々です。

近所のおばちゃんは、「え、犬?ウサギ?」と混乱していたので、「ヌートリアで、ドブネズミの一種です」と教えてあげました。後で調べると、その説明であっているようです。

見た目は人気者のカピバラと似ていますが性格は凶暴で、指を噛みちぎるほど強い歯と顎を持っているので近づいてはいけません。原産は南米で、毛皮を採るため1940年ごろから輸入と養殖が始まり、次第に採算が合わなくなりビジネスでの利用は終わりましたが、その後野生化して、今では害獣として嫌われています。

お金になるからという理由で受け入れるだけ受け入れて、お金にならなくなったら使い捨てにし、農作物などへの被害が出るから駆除するなんて、よく考えたら勝手過ぎます。相手が動物だから特に問題視されませんが、欧米では奴隷制度でアフリカ人に同じようなことをしてきました。奴隷制度が終わったからといってさすがに駆除をするわけにはいきませんが、あからさまな差別の対象として嫌われ、今でも差別意識は残っています。日本も近年、労働力としての外国人受け入れを拡大しようとしていますが、労働力としての利用価値がなくなった後のことまで考えているのか疑問に感じます。

寂れた遊園地で懐かしいゲームに遭遇

トイザらスでクリスマスプレゼントを買った後は、近くの寂れた遊園地に行ってきました。たまに寂れた温泉街の旅館にもあるように、ここにも懐かしのゲームが今でも現役で働いていました。

1992年に発売されたセガのアーケードゲーム、『アウトランナーズ』です。ぼくみたいなおじさん世代を狙ったものでしょうか?こちらもセガの「わくわくジャンボ(ジャンボジェッタ・そらをいく)」です。どちらも1990年代初期のアトラクションで、むしろ骨とう品としての価値さえ出ているのではないかと思ってしまいます。

ほかにもガチャピンとムックの乗りものなども。いずれも約30年前に導入して、そのまま更新することなく使い続けているアトラクションなのでしょう。ある意味、これだけ長く使い続けられるメイドインジャパンの質の高さとメンテナンスの良さを証明していますが、儲ける気はあるのかと疑いたくなります。大人は懐かしむ一方で、子どもたちはあまり興味を示さず、誰一人利用している様子はありません。

一方で、隣接するゴーカートはひっきりなしに利用者がいるようです。立地的にも恵まれた場所にあるのに、やる気のないアトラクションでビジネスチャンスを逃している気がしてなりません。駅前という立地条件の良さを有効に利用できず、やる気のないオーナーがシャッター街を増やしている状況と同じ構図に見えてしまいます。

まとめ

日本の地方都市には、「もっとやりようによっては、なんとかるだろう」と思う残念な場所が多々あります。目先の利益だけ追求してきたため現在に残っている負の遺産や、利益第一優先で設備の更新を怠ってきたため、優等地にありながらビジネスチャンスを生かし切れていないアトラクションパークなど。民間でも地方創生のためにできることは、まだまだあるのではないかとふと思った週末のできごとでした。