あおり運転には丁寧な無視を。人の痛みを想像できない人たち

「あおり運転で逮捕」なんて報道を最近よく目にするようになりました。かつてから「あおり運転」問題はありましたが、最近はドラレコやスマホの普及などで証拠映像が残るようになったことから逮捕につながるケースが増えているようで、よい傾向だと思います。しかし、映像に残る「あおり運転」の気持ち悪さは、触れるだけでトラウマになりそうです。隣で走っている車のドライバーがこのような犯罪者に豹変する現実は、ホラーでしかありません。

あおり運転には「丁寧な無視」を

「韓国とは同じ土俵で戦うのではなく、丁寧に無視する必要がある」という趣旨の主張をしたとされる小野寺前防衛相。基本的に韓国やあおる人は、相手を同じ低レベルの土俵に立たせようと挑発してきます。こちらとしてはまったくそれを受け入れる必要はなく、常識レベルで対応できない相手に付き合う必要はありません。そのため、「丁寧な無視」は最適な態度になります。

あおり運転の場合は気にすることなく自分の運転に集中すればよいのですが、あまりに執拗な行為の場合、路肩に一時避難するなど、相手との距離を取ることも必要になります。それでも無理に停車させられて因縁をつけてくるようでしたら、警察に助けを求めるしかありません。証拠映像を撮ることも重要ですが、逆に相手をエキサイトさせる場合もあるので注意が必要です。その際重要なのは、ロックをして決して車外に出ないことです。特殊な工具でもない限り、窓ガラスを割り車内の人に危害を加えることは難しいからです。

昨日ニュース報道されたケースは、稀にみる悪質さです。両親と幼子を乗せた車を、トラックが執拗にあおる映像と共に報じられていました。奥さんがスマホで映像を撮ったことが、余計に相手を逆上させたのかもしれません。映像もアップしますが、不快になるので見ない方がいいかも。。。

あおり運転の暴力トラック運転手すぐ逮捕しろ!「殺すぞ」と降りてきてミラーやバンパー破壊

大型トラックに15分間にわたってあおり運転をされた静岡県浜松市の男性会社員Aさん(28)が、きのう5日(2019年2月)、映像とともにその時の恐怖を「ビビット」に語った。被害にあったのは先月(2019年1月)26日で、静岡県袋井市の国道に側道から合流したところ、後ろから来たトラックが接近し、クラクションを鳴らし始める。Aさんが右側に移動すると、トラックも右車線に移動し、そのまま10分間もクラクションを鳴らされ続けたという。

人の「痛み」を理解できない想像力の欠如

このような報道に触れる度に、どうしてここまで他人に対して悪意を抱けるのかと不思議に思います。トラックの運ちゃんが激怒したのも彼なりに理由があるのでしょうが、この行為は殺人の意思があると見られても仕方がないほど常軌を逸しています。「丁寧な無視」で対処できるレベルを超えており、悪質なあおり行為だけでなく、路上に停車して交通を妨害したこと、車に損害を与えたことなど、厳罰に処されるべき事案だと思います。

あおり運転だけでなく、イジメや児童虐待、セクハラ・パワハラ問題など、社会問題のほとんどが人間関係から生じています。その多くが、加害者の自己中心的な考えが発端になっています。自分の基準がすべてで、「自分が不快に感じたから」「自分がそうしたいか」と相手の「痛み」を鑑みることなく、平気で危害を加えようとします。

昔から自己中心的な人はいて、「昨今の社会が悪い」とは一概には言えないと思います。例えば災害時などのボランティア活動といった、「助け合い精神」の文化はかつてより高いレベルにあります。それでも、困っている人は助けても、ちょっとしたことで他人に危害を加えようとしたり、会社の人間関係は良くても家庭ではDVを働き、弱者には冷淡であったりするような、「日本人=親切」というようなイメージは崩れつつあり、何か得体の知れない異様なものに変質しつつあるような感じがします。

まとめ

「貧すれば鈍する」という言葉がありますが、まさに失われた20年で日本人精神が病んできているのではとの疑念を持ってしまいます。経済成長できない中で所得を増やすためには、他人から奪うことで自分の取り分を大きくするしか方法がありません。それが資本主義で競争社会です。特に昨今は、競争社会の勝者として 儲けている人を尊敬する傾向が強くなっているように感じます。それが、「勝つためには何をしてもよい」という自己中心的な風潮を強めているのだとしたら、ぼくたちは別の方向性を探すときにきているのではないでしょうか?