平成から令和に。早くも10連休も終盤、映画を楽しんでいます

平成から令和の代替わりに伴い、世間では10連休を謳歌しています。我が家も例に漏れず、親も子ものんびりと連休を楽しんでいます。そんな休みも本日を入れて、残り4日と終盤になってまいりました。

3人の子どものうち、下2人は4・7歳と小さいため、近所の公園で遊ばせる程度で満足しています。一番上も中学のバスケ部の練習で日々忙しく、特に遠出を計画していません。そんな子どもたちは本日、嫁さん・祖父母とドライブに出かけ、ぼくは家で久しぶりのゆっくりできる一日を過ごさせてもらっています。

ということで朝から映画三昧です。こんなときしか、じっくり鑑賞できませんから。しかもわざわざ出かけなくても、Fire TV Stickで無料コンテンツを楽しめます。

まず観たのが、スティーヴン・キング原作で2007年の作品『ミスト』。こんな感じ。

そういえば、令和になって一本目になるんですね。チョイス間違えたかな?「最悪の結末」の呼び声の通り、「おいおい」というエンディングです。確かにここまで、努力が報われない映画は他に観たことありません。インパクトを与えるという意味では、成功と言えるでしょう。

しかしエンディングのインパクトだけでなく、ストーリーもスリリングで目の離せない展開になっています。 スティーヴン・キングのホラー要素はもちろん、極限状態で人はどのような行動をとるのかという姿がリアルに描かれています。

得体の知れない怪物という人知を超えた恐怖に対面したとき、人は「神(ゴッド)」の存在を信じることで事態の打開を図ろうとします。神を信じることは、つまり今起きていることは神の成せることで、それに反抗することは神への冒涜になり、怪物にまともに向き合おうとしている人たちを排除しようと団結します。単に怪物との闘いを描いた映画ではなく、そんな閉鎖空間での人同士の戦いも丁寧に描かれているのが秀逸です。

アメリカ映画なので絶対的な存在として神が登場しますが、日本の場合はどうなるのでしょう?意外と一致団結して、怪物に立ち向かうストーリーになるのかもしれません。もしくは神でなく、日本赤軍が仲間内で粛清したように、絶対的なイデオロギー(革命)への忠誠心がテーマになるのかもしれません。「命より金」ってイデオロギーが、日本ではシャレにならないレベルまで浸透していますから。

そして次に観たのが、2013年公開の『凶悪』です。こんな映画です。

令和2本目がこれかよって感じですが、自然に観たいのを選んでいます。ストレスがかなり溜まっているのでしょうか?この映画、実話を元にしているってのが衝撃的です。元になったのは「上申書殺人事件」で、刑判決を受けた暴力団組員の被告人が、自分が関与した複数事件の上申書を提出したことで首謀者が発覚します。

お金のために平気で人を殺すだけで気が重くなるのに、しかも楽しみながら殺人を犯すピエール瀧やリリー・フランキーの演技が感覚を麻痺させます。きっとこの人たちは、「お金」が絶対的な存在になってしまっているのでしょう。また、正義側であるはずの記者役、山田孝之からも狂気が感じられ、『ミスト』に負けず劣らず「救われない映画だなあ」という感想です。

まとめ

令和になり、いきなり2本連続で衝撃的な作品を観てしまいました。次はもっと、平和で牧歌的(どんなんだ?)な作品を観たいと思います。