MTTを提唱するケルトン教授が顧問のバーニー・サンダース氏を大統領に

MMT(現代貨幣理論)の提唱者の1人、ニューヨーク州立大学のステファニー・ケルトン教授が6月に訪日するそうです。自民党議員でMMTを支持する安藤ひろし氏と西田昌司氏と会うことを楽しみにしています。いいですねえ。政治のダイナミズム。アメリカが、日本が変わろうとしています。

ケルトン教授は2016年の米国大統領選でバーニー・サンダース上院議員の顧問を務めており、2020年の大統領選でも同氏の顧問を務めることになりました。MMTが注目されている今、最高のタイミングで、最高の人が大統領候補として名乗りを上げ、最高の人が顧問を務めることにわくわくしています。

ところが今、民主党の大統領候補を選ぶ予備選では、ジョー・バイデン議員が大きくリードしています。サンダース氏は2位につけており、実質、両候補の戦いになりそうです。どちらも70代の半ばと高齢ですが、エネルギッシュに選挙キャンペーンを繰り広げており、かっこいいと思います。

しかし、やはり勝って欲しいのはサンダース氏。サンダース氏が勝てば、文字通りアメリカが変わります。当然日本も、世界も変わることになります。それだけに、これまでのシステムの恩恵を受けている人たちは必至で邪魔してくるでしょう。グローバル資本を悪のごとく攻撃するサンダース氏の勝利を阻止するため、巨大資本はバイデン氏を支持するはずです。2016年のヒラリー・クリントン氏との闘いのように。

しかし今回は、MMTの理解が広まるとともに、格差を広げ社会の混乱を深めてきたこれまでのシステムへの不満が高まっています。そんな草の根の声が、サンダース氏の勝利を呼び込むことは決して不可能ではないと思います。

まとめ

正直、バイデン氏が民主党代表候補に選ばれるのであれば、本選でトランプ氏が勝つ方がまだいいような気がします。オバマ時代は財政赤字の拡大を非難していたトランプ大統領ですが、自分が大統領になると大型減税と政府支出の増大で赤字を拡大してきました。その甲斐あってアメリカ経済は好調です。本人はMMTに対する態度は明確にしていませんが、実は自身の経済政策を進めるうえで魅力的な理論だと考えているのではないでしょうか。