深呼吸やクエン酸で健康体を維持?効果は保障しません

世の中に流布する「健康法」にはあまり興味ありません。近年話題になった「開脚ストレッチ」など、メディアで騒がれる健康法は胡散臭く感じます。そんなぼくでも、一冊の健康本を車に常備し、待ち時間など暇なときにぱらぱらとめくっています。それが、ある車屋に置いてあった無料配布の「タダで出来る 心と体の健康法」です。

「タダで出来る」がうたい文句なだけに、気軽にできる健康法がたくさん紹介されています。例えば深呼吸。生きる上で欠かせない呼吸ですが、普段から意識している人は少ないですよね。そんな呼吸を意識的にコントロールするだけで、健康に貢献できるとしたら、やらなきゃ損です。効かなくても損害はまったくありません。

片方の肺には、約3億個のスポンジ状の肺胞があります。自然に呼吸をすると、肺胞の3分の1程度しか呼吸活動をしていないそうです。息をすべて吐きって、自然に一度に吸い込む方法「逆深呼吸」することで肺胞を100%活性化します。これにより肺だけでなく、全身の細胞に酸素を送り込み、各臓器の細胞も元気になります。信じるも信じないもあなた次第です。でも、何となく効きそうな気がします。

また、酸素と同じく生きるために欠かせない水。1日1リットルを飲み、内臓を洗浄し新陳代謝を促進しなさいと説きます。ついでに水にクエン酸を小さじ1杯入れて飲めば、体内に数億いるといわれる悪玉ウィルスを殺菌し、体内を腐敗から守ってくれるそうです。

クエン酸は副作用が少なく、疲労回復や疲労防止に効果のある重要な酸といわれています。健康な人は弱アルカリ性の体質ですが、疲労が重なると酸性に変わり、肉体が腐敗しやすい状態になり、病気になりやすくなるそうです。

クエン酸はタダとはいきませんが、ドラッグストアで500gが1000円程度で売っており、これだけあれば1年は持ちます。水500mlに小さじ1杯を入れるだけで、かなり酸っぱくなります。飲みづらいのでハチミツやカルピスを入れて甘みを加えます。ぼくもやりはじめて日が浅いのですが、普通の水より美味しく飲めて、おすすめです。

まとめ

深夜のテレビショッピングやインターネット広告など、世の中には健康にまつわる商品に溢れています。筋力をつけるためのトレーニング器具や栄養素の詰まったサプリなど。忘れてはいけないのは、メディアで紹介されるアイテムは、ビジネスに組み込まれていることです。しかも、効果があるかどうかも怪しいものです。新しい健康法が登場したら飛びつきたくなる気持ちは分かりますが、お金のかからない、昔ながらのシンプルな健康法に立ち返るのもいいかもしれません。