れいわ新選組から2人の議員誕生。投票率が上がれば政治は変わる

昨日7月21日、参院選の投開票が行われました。投票率は48.80%で、戦後2番目の低さだといいます。改憲勢力3分の2は割りましたが、改選過半数を確保した結果から、与党が「信認を得られた」と判断するのは仕方のないことだと思います。消費増税に「NO」を突き付けるチャンスでしたが、自民党に投票した人、投票に行かなかった人たちは、真意はどうあれ「YES」と意思表示をしたことになり、それが民意になります。

国政全体から見れば小さな動きかもしれませんが、山本太郎氏率いる「れいわ新選組」から、2人の議員を出すことができたことは注目すべきポイントです。比例で政党として約200万票を獲得し、山本太郎氏は個人で約81万票を獲得しています。立ち上がったばかりの新党としては、最高の結果ではないでしょうか。

今回の選挙で左右の立場を超え多くの支持を集めた山本氏が、今後国政に返り咲くのはそれほど難しくないでしょう。むしろ一時期制約の多い政治家としての立場を離れることで、自由に暴れまわれるのではないでしょうか。今後の活躍に期待しています。個人的には、山本氏の戦略通りに事は運んでいるように思います。

そして、ぼくの住む広島選挙区でも動きがありました。元防災担当大臣で6期目を目指す現職の溝手顕正氏が落選したのです。定員2人の広島選挙区に今回、自民党は2議席独占を狙い現職と新人の2人の候補を擁立しました。当然、票が割れる溝手氏側は反発します。

新人は若い女性候補の河井案里氏です。夫は安倍総理に近い河井克行衆議院議員で、菅義偉官房長官からの支援もあります。溝手氏は不快感を隠そうとせず、溝手氏と協力して自民2議席獲得を目指すと公言する河井氏対し、溝手氏は「ノーコメント」を貫きます。この態度で、多くの支持者を失ったのではないでしょうか。

5月には、溝手氏を推す県議が日本維新の会系の女性に「あなたが立つと女性票が割れる。河井の票を奪ってほしい」と出馬を促し、資金援助もにおわせたとする内容の文書が出回ったとの報道もありました。このような溝手氏を巡るゴタゴタに、嫌気が差した有権者は多かったと思います。参議員5期連続の余裕をみせ、正々堂々と戦っていたら結果は違ったものになっていたかもしれません。

まとめ

「これまでの政治を変えたい」、という風は感じますが、国民全体を巻き込むまでには至っていません。成長は鈍いため、国全体が豊かになっていませんが、なんとなく「現状維持ならいいか」と考える人が多いのかもしれません。しかし、もっと豊かになれる方法はあります。その方法をとらないことは、国民の豊かになるチャンスを奪っていることと同じなのです。そのことを気付かせてくれる、山本太郎氏のような人たちの活躍を期待し、できるだけ支援したいと考えています。