大人も笑えて泣ける映画『トイ・ストーリー4』。(ネタバレあり)

子ども会のイベントで、映画『トイ・ストーリー4』を観に行きました。1996年公開の『トイ・ストーリー』は好きな作品です。でも、続編の2・3については印象が薄く、観ただろうけどストーリーが頭に残っていません。なので4もそれほど期待していませんでしたが、良い意味で大いに裏切られました。

まず驚くのが映像の美しさ。おもちゃのキャラクターや人物、建物、小物などアイテムが画面いっぱいにひしめいていますが、CGとは思えない自然さで頭の中に入ってきます。そして、キャラクターの表情や動作表現の豊かさは秀逸です。このレベルになると、実写とそん色のない仕上がりです。というより、遊園地やアンティークショップ内のシーンは、実写を超えた美しさがあります。

4では、ウッディーの新たな持ち主ボニーが登場します。同じ年頃の子どもがいるので、ぼくとしても感情移入せずにはいられません。完全にストーリーに没入してしまいました。駄目ですね。子どもが悲しむシーンになると自然と涙がこみ上げてきます。

子ども向けの作品にありがちなのですが、父親が結構ひどい目に会うのが気になります。子どもに対して無理解だったり、無関心だったり、何かしら理由があれば分かりますが、ボニーの父親は完璧です。子どもを保育所の体験会に連れて行ったり、大切にしていたおもちゃが無くなれば、一緒に探したりしてくれる、本当に子ども思いの父親です。そんな父親が、理由はあれどおもちゃたちに持て遊ばれ、警察沙汰にまでなっていまいます。まあ、愛嬌で済まされる程度の話ですが、父親としては少し釈然としない気持ちになりました。

一緒に観ていた子どもたちからも、大きな笑い声が何度も聞こえてくるほど盛り上がっていました。笑えるシーンだけでなく、ホラーの要素や、勇気を振り絞って困難を克服するお約束のシーンも満載です。親としては、子どもが頑張るシーンで胸が熱くなります。一番感動的だったのが、ウッディが子どもや他のおもちゃのために自分を犠牲にするシーンです。子どもだけでなく、大人も十分に楽しめ感動できる作品なのでおすすめです。

制作スタッフの、映画に対する熱い思いを知りたい人はこちらを読んでみてはいかがでしょう。ネタバレ満載なので、観た後で読んだ方が良いかも。

 

まとめ

ツイッターでは、「泣けた」という感想で溢れています。中には号泣した、という人も。観た後に、「もう、おもちゃを捨てられないね」と子どもたちに尋ねると、「ううん、いらんかったら捨てるよ」と淡白な答えが返ってきました。素直になれない年頃なので本心かどうかは測りかねますが、子どもたちの本当の感想が聞きたいところです。もしかして、大人の方が楽しめる作品なのかもしれません。