打撲にはPRICE処置。馬鹿に出来ない応急処置

先日、膝を強打してのたうち回りました。仕事中、颯爽とトラックに飛び乗りましたが、思ったより足が上がっていなかった様で、荷台に膝を思いきりぶつけてしまったのです。脂汗が顔に浮かび、軽いめまいと吐き気がするほどの痛みです。同時に、ちょうど一年前の記憶が蘇りました。家庭用プールですべり、今回と同じ左膝を地面で強く打ったのです。

一年前の時は痛みはそれ程なく、応急処置をすることなく放っておきました。何故か自分の体に自信があるのか、自然治癒力を過信するところがあります。風邪でもよほどのひどい症状が出ない限り、病院にいきません。

しかし数日後、地獄のような痛みに襲われたのです。歩くのも困難になり、病院で診断してもらい、骨に異常がないことを確認し、痛み止め注射などの処置をしてもらいました。一週間ほどは普通に歩くことができない、不便な生活を強いられました。

あんな体験は、二度としたくありません。そこで今回は打撲した直後に応急処置を調べ、炎症を抑えるためには、とにかく冷やすことが重要だとのことで、スーパーに駆け込み込み氷をもらいました。打撲直後に約30分間冷やすことができ、帰宅してからも膝をできるだけ動かないようにし、時々、氷で冷やしました。そのお陰か、今のところ痛みが出ることはまったくありません。ここまで適切な応急処置の有無で、予後の影響が変わるのかと感心しています。

ちなみに打撲の応急処置としては、Rest(安静)・Icing(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の頭文字から取ったRICEが推奨されています。最近では、Protect(保護)・Stabilization/Support(安定/固定)が加わった「PRICES」が適切とされています。

まとめ

整形外科には毎日打撲や捻挫、肉離れ、骨折の患者がきますが、来院時にこの簡単な処置が行われているケースはほとんどないといいます。受傷後も運動負荷をかけてしまい、腫れと痛みが強くなり、受傷後3~4日たってから来院される人が多いそうです。まさに一年前のぼくですね。

それが今回、応急処置をすることで通院の必要がなくなるほど改善したわけですから、応急処置の重要性を改めて認識しました。人には自然治癒力がありますが、それを促進するのが応急処置なんですね。