子どもに希望を。少年の勇気を称えたテネシー大学の行動とは?

本日も、高校1年生の男子生徒がイジメを苦に自殺したという報道が流れています。男子生徒は、メモに「教育委員会は、大ウソつき」と書いていたそうです。SOSを出しても助けてくれない大人たちに絶望したのかもしれません。

こちらはアメリカの記事ですが、周りの大人たちがイジメられていた少年を助ける対極的なものです。

手作りの「テネシー大学Tシャツ」が原因でイジメられた少年

Gators、Noles、Canesなど、大学フットボールの頂点を目指すチームが競うフロリダ州。一人の小学生が、テネシー大学(University of Tennessee)に忠誠を誓う手作りTシャツを着て登校しました。それを見た生徒は、彼をからかいました。その後、少年の手書きU.T.デザインは、少年の勇気を称える人たちによって広まることになります。

そもそも少年がテネシー大学の手作りTシャツを着たのは、学校で開催されたcollege colors dayを祝うイベントでのこと。各大学のカラーTシャツを着るイベントですが、少年はテネシー大学のTシャツを持っていなかったので、先生が「自分で作ってみては?」と提案しました。少年は手作りTシャツを着て、喜び勇んで登校しましたが、周りの生徒からバカにされ机にうつぶせて泣いていたそうです。

テネシー大学は、少年の教師Laura Snyder氏によってSNSで拡散されたイジメエピソードを知り、U.T.のオンラインキャンパスストアでTシャツのレプリカの販売を開始しました。ストアのウェブサイトでは、「少年の大学への忠誠心を、少年考案のデザインを身につけることでシェアしましょう」と訴えます。Tシャツをプロモーションしてから、サイトがダウンするほどアクセスが集中したそうです。シャツの売り上げの一部は、イジメ反対グループ「Stomp Out Bullying」に寄付されます。

以下がオンラインショップのツイートです。

コメントには、少年の勇気と大学の行動を支持するコメントで溢れています。イジメ反対への啓発、少年へのサポートの広がり、大学のイメージアップなど、一人の少年の行動が、社会を良い方向へ導く大きな流れを生みました。

日々、子どもへの虐待やイジメによる自殺などの報道が繰り返されています。家庭と学校だけに任せるのではなく、社会全体で子どもたちを守る行動が求められています。