『15時17分、パリ行き』。クリント・イーストウッドの映画が面白い

ここ数カ月は、さまざまな動画配信サービスの無料体験で映画を観まくっています。現在は、NETFLIXに続きdTVを試しています。

個人的には、NETFLIXの充実したコンテンツと操作性の良さ、安定したストリーミングを高く評価しています。dTVは月額500円と割安ですが、スマホで観るには安定性に欠け、音のズレや途中止めになっていた箇所から再生できないなど、イライラさせられることが多いように思います。

それはともかく、クリント・イーストウッドの作品の面白さを改めて感じています。『運び屋』や『15時17分、パリ行き』など新しい作品から、『ジャージー・ボーイズ』『硫黄島からの手紙』『インビクタス/負けざる者たち』『グラン・トリノ』など、一度見た作品を観返したり、見逃していたものをはじめて観たりしています。

その中でも『15時17分、パリ行き』は衝撃的でした。2015年8月21日に高速鉄道タリス内で発生したタリス銃乱射事件を描いたもので、アメリカ人の若者3人が果敢にテロリストに立ち向かい、被害の拡大を未然に防いだ様子をドキュメンタリーっぽく撮った作品です。

作品自体面白いのですが、凄いのが観た後で知ったキャスティング。何と、事件に遭遇した若者3人を演じたのが本人というではありませんか。また、唯一銃撃されて重傷を負った乗客も本人が演じています。その奥さんも本人。

重大な事件にかかわらず、本人たちが演じるというノリの良さに驚きです。それを実現させたクリント・イーストウッドの柔軟性にも脱帽です。現在89歳でほぼ毎年作品を撮り続けるバイタリティは、まさに生きる伝説。ちなみに、当時軍人や大学生だった3人は、その後俳優やタレントとして活動しているそうです。アメリカのエンターテイメントはどこまで進化するのでしょう?