水利権に警笛を鳴らす映画『ダークウォーター ~奪われた水の真実~』

ネトフリ廃人になってから、映画ばかり観ています。かつて熱心に勉強していた経済など時事問題への興味は失せ、最近ではほとんど新聞やニュースに触れていません。

それでも、時事問題を絡めた映画には食指が動きます。例えば水道事業の民営化に警笛を鳴らす映画『ダークウォーター ~奪われた水の真実~』。日本でも近年水道事業の民営化のニュースが度々聞こえてきますが、世界でも大きな問題となりつつあるテーマのようです。日本ではほとんど話題にならなかった映画なのか、日本語版の予告編が見つかりませんでした。

英語のタイトルは『A DARK TRUTH』。水を巡る「不都合な真実」といったところでしょうか。エクアドルの水事業を請け負ったグローバル企業が、水が原因で病気が発生し虐殺にまで発展している問題を隠そうとする話です。

水道事業の民営化の問題点は、映画に登場する活動家のセリフで浮かび上がってきます。「対象は天然資源だ。それは政府が管理すべきもの。利益優先の企業ではダメなんだ。世界にはパン1枚すら買えない人々がいる。そんな人々から飲み水まで奪おうというのか?ありえない、絶対ゆるせない」

「民営化はすべて善」、と考えている人たちにぜひ観てもらいたい映画です。