一日6時間労働で普通に暮らせる社会の実現ってそんなに難しいの?

Twitterを見てると、我が意を得たり、というつぶやきにたまに出会います。最近ではこれ。

現時点で14.5万の「いいね」がついています。それだけ多くの人が、同じ思いを抱いているのだと思います。

ていうかさ…働いてて思うんだけどさ…
8時間労働長くない…??
6時間かせめて7時間じゃないと帰ってからゆっくり自分の好きな事したり家族と過ごしたりって時間どう頑張っても作れなくない…??
6時間で働けば普通に暮らせる世の中にしてくれ…

ぼくが会社員を諦めた理由もこれ。ぼくが正社員として働いてきた会社(5社ぐらい)では、8時間労働どころか、1~2時間程度の(サービス)残業が当たり前の社風でした。残業無しで帰るのに理由が必要だったり、「申し訳ない」と不要な罪悪感が芽生えたり、当時からその異常さを感じていました。

ぼくも社風に合わせ、残業を想定して非効率に働けば波風立たずに済んでいたと思います。しかし、それでは短い人生の貴重な時間があまりにももったいないと思い、よく思われていないことを知りながら、できるだけ残業をしない働き方を選択していました。それだけが理由ではありませんが、出世コースから外れ、上司からは疎ましがられ、会社員として働くことが苦痛になりました。

そんな理由で、今は非正規のドライバーとして働いています。一日8時間労働ですが、仕事量は平均すると5時間で済ませられる程度です。一応3時間は、いつでも対応できる待機時間などと考えれば仕事になります。しかし、その間はネットを観ようとブログを書こうと、昼寝をしようと自由です。実際は自由ではなく黙認されている状態で、時間を有効に使えるためぼくにとって理想的な仕事環境です。

5時きっかりには帰社でき、子どもの迎え、食事の準備など、ぼくが思う「人間らしい」生活ができます。しかし、正規で働いている嫁さんはそうはいきません。保育士の嫁さんは昨年パートから正社員になり、所得は増えましたが自分の時間が一気に減りました。5時半の定時きっかりに帰れることはほとんどなく、最低でも1時間は残業、土曜日は毎週午前中は仕事で、日曜日と祝日しか丸一日休めません。

1時間残業すると帰宅は7時前後になり、他の家族は食事を終えています。他人の子どもの世話に忙しくなり、自分の子どもたちと夕食を囲めない生活になってしまったのです。なんて皮肉でしょう。しかし我が家はまだましな方で、周りの家庭を見ると、正規で働く旦那さんの帰りは夜8時以降、出張で家に帰れない日も少なくありません。

一般的なサラリーマンは、一日約10時間働いています。本人たちは、それが異常なことだと感じていないようです。彼らから見ると、むしろぼくの働き方が異常に見えるのでしょう。ぼくが思う理想は、「一日6時間の共働きで普通に暮らせる社会」です。これだけテクノロジーが発達した社会で、実現は決して難しいことだとは思いません。問題は、多くの人がそれを願うかどうかではないでしょうか。