新型肺炎パニック。国民にまともな反応を求めるのは無理な話なのか

世間の新型コロナウイルス騒ぎを冷めた目で見ています。「どこの県で何人感染した」とかいう報道は本当に価値があるのでしょうか?素人なので安易なことは言えませんが、罹患しても季節性の風邪やインフルエンザと同程度のリスクとの印象を受けます。持病持ちや高齢者が肺炎で重症化、死亡するリスクが高いのは風邪やインフルエンザも同じ。予防や対処も風邪やインフルエンザと大きな違いはないのではないでしょう?

厚生労働省のデータでは、季節性インフルエンザの感染者数は年間1000万人、死亡者は年によってバラつきがありますが、直接的、間接的には約1万人が死亡しているといいます。

日本だけでなく世界的な新型コロナの騒ぎを見ていると、人間って相対的なものの見方ができない生き物だなと感じます。季節性インフルエンザで死亡しても一切報道されませんが、新型コロナで死亡なら一大ニュースとして取り上げられます。毎日出ている自殺者や交通事故による死亡者なんて誰も関心ないのに、まるで人の命の価値が違うかのような扱いです。

むしろ、政府が当初懸念していたように風評による被害の方が大きくなってきているように感じます。マスクやトイレットペーパー、お尻ふきまで買い占めが横行していると聞きます。さまざまなイベントが中止になり、ここ広島県では小中高まで臨時休校になってしまいました。まるで国民全体がクレーマーと化し、イベント主催者、政府、行政もそれに応じざるを得なくなっている状態のようです。

高齢者や持病がある方、新生児、妊婦など心配する気持ちは分かります。うちの長男も、生後5カ月でインフルエンザにかかり入院した時は、気が気ではありませんでした。しかし新型コロナ騒ぎに関しては、常軌を逸していると個人的に感じます。メディアで「正しく恐れよう」と呼びかけられているように、過剰に反応しないのがもっとも必要なことなのではないでしょうか。そのメディアが一方で、不安を煽っている一面があります。彼らにとって絶好の「稼ぎ時」ですから。