新型コロナは特効薬がないから心配?インフルの特効薬の効果

昨日上司と話していて、新型コロナの話題になりました。「なんでゴルフまで中止なんだよ」と不満顔です。「うちも中学生の息子が休校で退屈してますよ」なんて話をしました。

最後に上司は、「インフルみたいに特効薬が出来ればいいのに」と話をまとめました。「タミフルみたいな薬のことですか?」と質問しましたが、明確な返事はありませんでした。SNSでも、「新型コロナはインフルとは違い、ワクチンや特効薬がないから怖い」との認識が広がっています。しかし本当に、ワクチンや特効薬がインフルの症状や発症を劇的に抑えることができているのでしょうか?

個人的な体験では、ワクチンはその年に流行すると予測されるインフルと同じ型を摂取しないと効果がないとよく聞きます。また、完全に感染を防げるわけではなく、感染しても症状が軽くなるとも聞きます。実際のデータでも、「インフルエンザ予防接種の発症予防率はおよそ50%」らしく、「ワクチンがあるから安心」と言えるレベルではないように感じます。

特効薬(インフル薬)に関しては、以下の記事によると「インフルエンザに罹患した健康な人がインフル薬を飲んでもインフルエンザ症状の持続期間が半日〜1日くらい短くなるだけです。重症化を抑える効果があるのかについても現在のところまだ結論が出ていません。」とのことです。こちらも特効薬と呼べるレベルにないことが分かります。

実際に、日本では年間1000万人がインフルにかかり、直接、間接的に約1万人が亡くなっているといいます。以上のことから、「インフルと違い、新型コロナはワクチンや特効薬がないから怖い」の認識は現実と大きくずれていると言わざるを得ないのではないでしょうか。