トラックドライバーの醍醐味。ちょっとした観光ができる

昨日はうちの会社に来て約2年の営業員と話をしました。大都市で広告代理店の下請け会社で働いていた彼は現在50代前半。田舎中小企業の昭和的な働き方に、大きなショックを受けているようです。製造も営業も手順書が無く、担当者がそれぞれ自分たちの裁量で働いていると。だから誰も数字で語れないと驚いています。

彼が経験してきたのも別の意味で壮絶な昭和的な働き方で、「一日に8時間が3回あると思えば大抵のことは出来る」と豪語します。「24時間働けますか?」をリアルタイムで経験した話は、面白いけど決してうらやましい時代だとは思いません、「同僚が切羽詰まって自殺未遂」や「取引先が夜逃げ」なんてキーワードが当たり前のように出てきます。

そんな彼がなんでこんな会社に転職したの?という疑問は自然と浮かんできます。他の人たちから見ると、ぼくに対しても同じ感想を抱くようです。この会社でぼくは、非正規でドライバーをやっています。海外営業やフィールドエンジニアなどの職歴を見ると、「なんで?」と思うのは仕方が無いことでしょう。

最近は定期的に早朝配達があり、昨日は6時出で初めて訪れる広島市の安芸区まで行ってきました。あまり理解されませんが、こんな時はテンションが上がります。普通車より少し大きな2tトラックの運転は大して疲れることはなく、ただ運ぶだけの気軽な仕事なのでドライブ気分です。この時期は天気が良ければ言うことなしです。

昨日はあいにくの曇りでしたが雨よりましです。たまたま帰り道に目にした瀬野川公園の看板に、桜のマークが描かれていました。ちょっと寄り道して地元の観光地を訪れることができる。これがぼくがドライバーを仕事に選んだ大きな理由です。

桜が満開の公園を軽くジョギングしたり、ブログのネタを考えながら散歩したり。瀬野川公園の敷地は広大で、テニスコートや野球場まで整備しています。ローラースケートコースや大型遊具もあります。子どもと一緒だと一日遊べそうです。

仕事に命を賭ける時代ではありません。未だに「死ぬ気で働け」とのたまう経営者がいます。彼らは口ではうまいこと「社員のため」なんて言いますが、ぼくのこれまでの体験では本気で社員のためと考えている経営者はいませんでした。会社との雇用関係は、一定の仕事と給料との交換契約と割り切った方が良いでしょう。そういう意味では、仕事量が見えやすいドライバーはこれからおすすめの職種だと思います。