コロナ後の世界は一変するのか。リモートワークの普及で自殺率が下がる?

コロナの影響で、今後自殺者が増加することを心配しています。特に経済的な理由で将来に希望が持てず、自ら死を選ぶ人が増えることが予想されるからです。しかし意外なことに、2020年4月の自殺者は前年比で20%も減っているとの結果が出ました。

理由は以下のように分析されています。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、家族ら同居する人が外出せず家にいることや、職場や学校に行く機会が減り、悩むことが少なかったことなどが要因とみられています。

なるほど。人の悩みのほとんどは、お金か人間関係かもしれません。人との接触を出来るだけ避けよとの国からの要請に従い、4月は人間関係がかつてない程少なくなった月になりました。それだけ悩む機会が減ったとの分析は頷けます。一方で、ヤフコメでは興味深い意見が寄せられています。

コロナ禍で厳しい状況に追い込まれた人たちをメディアなどが頻繁に取り上げていることで、「自分だけじゃない」という小さな安心が歯止めとなっている可能性は高い。むしろ経済が回り始め、みなが厳しい状況にリアルに直面し、弱者が暗黙裡に切り捨てられていくことで、悲しい選択をする人が増えてしまうかもしれない。

コロナという共通の敵が明確になることで、国民全体に一体感が生まれていたのかも。そうだとすると、やはりアフターコロナは経済的な理由とともに、コロナ流行時にあった一体感の喪失が同時にやってくることで、急激な自殺の増加があるかもしれません。

リモート学習やリモートワークに慣れはじめた人たちが、満員電車で通学や通勤を再開するのは大きなストレスになるでしょう。アフターショックは人々の心に、「学校や職場に通わなくても社会が回るじゃん」「無理に外出(消費)しなくてもいいかもね」との意識が広がる可能性もあります。そうなると、働き方や消費行動が大きく変わることになります。コロナショックは、社会を一変させるターニングポイントとして将来評価される大きな出来事なのかもしれません。