黒川弘務検事長が新聞記者と賭けマージャン?法案見送りは国民に利益があるのか

検察官定年延長問題が世間を騒がす中、東京高検の黒川弘務検事長が賭けマージャンに興じていたことが文春砲で報じられました。相手は産経新聞社会部記者や朝日新聞の元検察担当記者といい、黒川検事長とマスコミとのズブズブの関係が疑われても仕方がない事案です。

しかも、外出自粛が要請されていた2020年5月1日の出来事であったことから、世間からの相当な非難は免れないでしょう。このブログでは黒川弘務検事長を擁護するポジショニングをとっていましたが、さすがにこれはフォローできそうもありません。「少々いいじゃん」との個人的な気持ちがない訳ではありませんが。。。

ブログの記事で、名古屋高検の林眞琴検事長と朝日新聞の癒着について指摘しました。それを理由に、朝日新聞が検察官定年延長問題を強く追求しているのかと思っていましたが、黒川検事長が参加した賭けマージャンのメンバーに朝日新聞の記者もいたといいます。また、産経新聞の記者も同席していたといい、何が何だか分かりません。

産経と朝日と言えば保守と左翼、親安倍と反安倍と論調は全く異なります。まあ組織はどうあれ、記者個々で付き合いがあっても特におかしな話ではないと思いますし、それぞれが立場を抜きに個人として遊んでいたとも言えそうです。しかし、検事長が自粛要請中に賭けマージャンをしていたことがばれてしまっては言い逃れできないでしょう。

黒川検事長の進退が、本日21日夕には決断されるとの報道があります。ここまでくれば、辞職は免れないでしょう。朝日新聞などの左翼メディア、「#検察官定年延長法案に抗議します」の方々は大喜びするのでしょうか?今後本当に彼らの言うように、黒川検事長以外の人が検事総長になることで、安倍政権から逮捕者が続出するのか見ものです。

検察官定年延長法案見送りに関しては、北村晴男弁護士が独自の見解を『虎ノ門ニュース』で述べており、説得力があります。1:05辺りから必見。百田尚樹氏は口を挟まんで欲しいな。

そもそも検察官定年延長法案は、検察上層部からの要望だと指摘します。官邸がわざわざ、検察人事を握る目的でそんな細かい法案をいじる訳がない。検察の組織の健全性を保つために、必要だと考えたから政府に要望したのだと。それでも検察内やOBでも反対意見があり、それを野党が政争に利用したことで見送りになりました。

しかし北村氏は、検察から反発があったのは法案の中身ではなく、メディアや野党が騒ぐことで検察庁の威信に傷つくことが理由だったといいます。それが正しいとすると、「検察官定年延長法案は政権の都合」「三権分立が脅かされる」は全く的外れな見解だったことになります。実際に安倍首相と黒川検事長の関係性は薄いことが分かっています。

さらに今回賭けマージャン疑惑が出てきたことで、何が問題なのか見えなくなってきそうです。結局この騒ぎは、国民にとってメリットはあったのでしょうか?黒田検事長の行動は決して褒められるものではありませんが、ここまで世間に叩かれる必要があるのでしょうか?ぼくも含め、「○○に違いない」との色眼鏡をとり、国民にとって何が良いことなのかを考える必要がありそうです。