配達の仕事は将来先細り?アマゾンが自動運転車メーカーを買収

コロナ蔓延によるステイホームで、ネットショッピングが活況のようです。実店舗を抱える小売店は、ネットショップへの転換を強いられることになるでしょう。それができない企業は、大手といえどもレナウンの二の舞は避けられないのかもしれません。

それに伴い、配達員の人手不足も深刻化してきています。自社製品・資材のみの配達ですが、そんな物流業を支える末端に身を置いています。そんなわけで、市場ではドライバーの待遇がどれほどのものか日々チェックをしています。求人は相変わらず多く、待遇も徐々に上がっている感覚があります。ドライバーにとって、良い時代が来ているのかもしれません。

しかし、そんな時代も長く続かない可能氏があります。ドライバーが懸念すべきは、自動運転車やドローンの実用化についてです。例えばアマゾンのような通販大手が、自分で配達部門までまかなえるようになってしまえば、配達専門業者に回ってくる配達物の激減は避けられません。アマゾンはヤマトなど大手配送業者との価格交渉の決裂から、地域密着の中堅の業者を使った自社配送網の強化に努めてきました。さらに配達価格の低下を狙い、自動運転車のメーカーの買収を進めるとの報道があります。

消費者にとって、配達料金の低下は歓迎でしょう。しかし、配達業者にとってはたまったものではありません。価格交渉どころか、配達する物までなくなってしまうのですから。今は小口の配達が活況でも、配達ドローンや自動運転車の実用化が進み、ドライバーの仕事が奪われる将来は必ず来るでしょう。これからは単に物を運ぶだけのドライバーでは生き残りが難しくなるかもしれません。自動化の難しい特殊な車両のドライバーや、効率的な配達をアレンジするオペレーターなど、時代に応じた身の振り方を考える必要があります。