アニメ『弱虫ペダル』『ハイキュー!!』が面白い。侮れない最近の少年漫画

随分前から世界中で、日本のアニメが放送され人気を集めています。アニメを発端に日本に憧れを抱き、日本語を勉強し移住する人がいる程です。今Netflixで一番人気のある日本のアニメは『バキ』で、シリーズが世界約50カ国で総合トップ10にランキングしたとの報道がありました。

個人的には、『バキ』にははまりませんでした。『キン肉マン』が大好きだった小学生の時であれば、きっとはまっていたことでしょう。面白いとは思いますが、大人になった今ではあまりにも突拍子もないストーリーと人間離れした強さに白けてしまうのです。

じゃあどんなアニメならはまるのかと言えば、『ハイキュー!!』と『弱虫ペダル』です。Amazonプライムにダウンロードした動画を、仕事(運転)中に視聴しています。ちなみに運転中の動画視聴は違反ではありませんが、事故のリスクを高めるのでお勧めしません。スマホなどのディスプレイを手に持って操作したり、画面に見入ってしまうと違反になります。

『弱虫ペダル』は単行本の累計発行部数が2500万部を越え、アニメ化や実写化されている大ヒット漫画です。高校生の自転車競技を題材にしており、個性のあるキャラクターと白熱したレースシーンが魅力です。面白いのですが、個人的には判別し辛いキャラクターとストーリー展開が残念に感じてしまいます。

例えば今泉俊輔(画像の右)と荒北靖友(同左)は、ビジュアル的に被り過ぎではと。突拍子もないキャラクターとストーリーも魅力の一つですが、現実味がなく冷めさせる要因にもなってしまっている気がします。高校一年の初心者(しかも超オタク)が、インターハイで優勝してしまうのはどうなんでしょう?

一方で、キャラクターやストーリーに違和感がなく、ぼくの心に入ってくるのが『ハイキュー!!』です。バレーボールに全く無関心なぼくでも、試合展開や個人技にワクワクしてしまいます。また選手一人一人の心の動きの描き方が丁寧で、色々な性格の選手すべてに感情移入してしまいます。もはや、少年漫画の域を超えた作品に仕上がっています。

ぼくが小学生だったころ、誰もがサッカー漫画の『キャプテン翼』を読んでいました。しかし当時の大人が読んでいたような記憶はなく、少年向けと大人向けの漫画ははっきり分かれていたような気がします。今の少年漫画は大人にも楽しめ、考えさせられるものが増えています。アニメや漫画の世界だから非現実だとの思いもありますが、そんな世界観を創れるクリエイターが複数いること自体が奇跡的な現実なのだと思います。「日本のアニメが世界を平和にする」的な事を日下公人氏は昔から主張していました。ようやくその意味が分かりつつあります。