『おサイフケータイ』は既に死語?スマホ決済はQRコードが主流に

非接触通信のFeliCaを用いたスマートフォン決済サービス「おサイフケータイ」が誕生したのが2004年。使う人にとっては便利なのは間違いありませんが、現時点でも利用率は6%程度に留まっています。一方で、Line PayやPayPayなど、スマホの「QRコード決済」の利用率はおサイフケータイを追い抜き、もはや勝負あった感があります。

おサイフケータイが普及しなかった理由の一つが、利用し続けるには対応機種のスマホを選び続けなければならない事。おサイフケータイを使いたいために、選択肢が狭まるのはユーザーにとってストレスになります。また、店側も利用者が増えないのに、わざわざ高い設備を導入する必要もありません。一方、中国で主流となっているQRコード決済は、それらのハードルが低いことで普及が広がっています。

とはいえ、日本では現金の利用率が約50%と諸外国より非常に高い割合にあります。キャッシュレス決済の比率は約50%で、そのうちクレジットカードが約35%、スマホ決済は10%未満に留まります。ぼくもスマホ決済は未経験で、一時期ポイント活動にはまった時はカード型電子マネーを利用していました。お得感はありましたが、調べたりする労力や買い物回数の増加などデメリットも感じたことから、今ではクレジットカードの利用がメインになっています。少額の買い物だとサインも不要で、スピードではおサイフケータイより劣りますが現金よりはるかに早く支払いができるため、個人的にはスマホ決済の必要性を感じません。

日本でガラパゴス化してしまったおサイフケータイですが、実はQRコード決済よりハイテクで優れた点もあり、中国や米国で普及が広がりつつあります。キャッシュレス化が一向に進まず、ハイテクからローテクのスマホ決済に移行しつつある日本の行き先が心配でなりません。