非正規はそんなに不幸か?正社員で嫌だったのが同僚や上司の目

非正規の待遇を改善しよう、という動きが広がっています。最近では裁判で非正規の賞与が認められなかったり、一部の待遇が認められたりして話題になっています。非正規として働いて約4年となるぼくにとっても気になる話題です。

まず前提として、「正規雇用を希望しているかどうか」が大きいと思います。正規になるために、正規と同じ仕事を一生懸命がんばっても格差が埋まらない場合は是正すべきだと思います。しかし、事情があり正規では働くことを望まない人もいるはずです。同じ仕事とはいえ、非正規ということで優遇されている面もあります。ぼくも後者に当たります。

正規で働いていると、どうしても上司や同僚から厳しい目で見られます。「会社を最優先するのが当たり前」との無言の同調圧力があります。これまでの経験では、自分たちも単なる雇われの身なのに何故か会社側の立場で押さえつけてくる人たちが大多数でした。自分の仕事をさっさと終わらせ、自分のスキルアップをしたかったぼくにとって苦痛で仕方ありませんでした。

それが非正規になると、「あいつは非正規だから」と多少甘い目でみられるようになります。職種にもよると思いますが、「自分の仕事さえしていれば問題ない」とみられる傾向が強まります。「あまり強く言って辞められても困る」との思いがあるのかもしれません。こちらとしても、非正規、低賃金ということで辞めるハードルも下がり、ある意味気楽です。

気楽な反面、最大のデメリットは低賃金であるということです。うちの場合は嫁さんが正規で働き、ぼくは翻訳ライティングやブログ、株で副収入を得ることで何とか生活しています。非正規だから不幸という考え方ではやっていけません。これかは正社員でも昇給が厳しい時代です。時代に応じた働き方を個人が模索していく必要があるのではないでしょうか。