スポーツ選手に政治的発言をさせて記事にするロイターの気持ち悪さ

全豪オープン女子シングルスの決勝に、大坂なおみ選手が進出しました。それは嬉しいことなのですが、彼女の政治的な発言が度々メディアで取り上げられることに違和感を感じていました。例えばこれ。

「森喜朗会長が辞任したことは良いことだと述べた。」とあり、一瞬「何様?」と思ってしまいます。ツイッターの反応も、彼女への反感を含むものも少なくありません。

しかし、森会長のいわゆる女性蔑視発言と同じで、記者とのやり取りを全文確認しないと何とも言えません。「切り取り」「誘導質問」がメディアの常とう手段ですから。

そもそも、一スポーツ選手に政治的な発言を求める必要があるのでしょうか。大坂選手は、BLM (ブラック・ライブズ・マター)運動に積極的に参加していましたが、森会長発言を巡る騒動に、それほど関心を寄せているようには感じません。

むしろ、メディアの偏向報道に利用されている可能性があります。「ほらほら、大坂選手がこう言ってますよ」と。「中国様が怒ってますよ」「韓国様が怒ってますよ」と同じ構図です。その実、発言を引き出すための誘導質が発端になっていたりします。典型的な、マッチポンプです。

国民の怒りはメディアに向かうべきなのですが、今回の件では利用されている大坂選手に向かっています。ぼくたちはメディアリテラシーをもっと高め、何が本当の敵なのかを見定める必要があるのではないでしょうか。