ニュースに敏感過ぎる株価の反応。安倍首相辞任で一気に600円下落
安倍首相が記者会見を予定していたのが8月28日の夕方。体調についても話すということで、「もしかして辞任か?」との憶測が流れていました。ぼくを含め、「さすがに辞任はないだろう」との見解が大方を占めていました。それだけに、会見前の「辞任決 ...
いわゆる「国の借金」を理由に国民のライフラインの優先度が低下
和歌山市が水道管の工事のため、大規模な断水を実施するとわずか3日前に発表したため、大騒ぎになりました。結局、破損した水道管が想定と異なったため大規模断水は中止となりました。
今回漏水と考えられた基幹配水管は1962年に埋設 ...
米国社会から不安を取り除くグリーン・ニューディール
米国では、気候変動や景気対策として民主党がグリーン・ニューディールを提唱し、次期大統領選での争点となっています。10年以内に100%クリーンエネルギーに転換するなど、荒唐無稽と思われがちな計画ですが、環境対策以外にも「人にやさしい社会 ...
世界の借金が164兆ドルに。是正すべきはグローバリズムと先進国の財政健全化
2018年10月14日放送の、NHKスペシャル「マネー・ワールド~資本主義の未来~第3集▽借金に潰される!?」を観ました。いい番組なのですが、「借金」の捉え方に物足りなさも正直感じました。「借金は常に悪ではない」ことに言及したのは評価 ...
お金に関するとんでもないミスリード記事。日本人の貯蓄率は平均すると約20%
日本の景気がいまいち低調なのは、家計消費が伸びないことが要因のひとつです。「国際的にも日本人の貯蓄志向は高い」とのイメージはみなさなんが共有していると思いますが、どうもOECDのデータでは「日本人の貯蓄率は他国と比較して低い」ことを示 ...
中国新聞はローカル情報のみに特化し半額にすれば再購読を検討します
ここ広島県では中国新聞の購読シェアが約45%で、全国紙の読売新聞の約10%を大きく引き離しています。ぼくも5年前までは購読していましたが、中国新聞が5から8%への消費増税を明確に反対していなかったこと、そして図々しくも新聞への軽減税率 ...
鈍い賃金上昇。実際の労働生産性はかなり高まっているのでは?
最近は、人手不足の割に物価や賃金があがらないなあ、という報道が増えてきたように感じます。
以下の記事もそうですが、この中にはとても重要な示唆が含まれています。
焦点:需給ひっ迫でも鈍い物価、分析急ぐ日銀 生産性 ...
自分の主張と違うデータにはケチをつけ、合うデータは無批判で受け入れる経済学者
池田信夫氏が主宰するインターネットメディア『アゴラ』は、池田氏自身が潜在成長率やデフレギャップについての記事を寄稿しています。
池田氏の特徴は、自分の主張に合う経済指標は無批判で受け入れ、合わないものに対してはむりくりその ...
潜在成長率は成長の限界を意味しない。実際の成長が潜在成長率を高める
たまに、潜在成長率に関する報道を目にします。
少し古い報道ですが、例えば以下の記事。
景気「実力超え」続く 潜在成長率上回る
民間予測の平均値通りなら1%程度とされる経済の「実力」を示す潜在成長率を ...
設備投資が増えないのは需要が増えないから。日銀による超低金利政策の限界
最近の報道に触れると、日本の本当の問題が何なのかよくわからなくなってきます。
例えば、昨日のヤフーニュースで取り上げられていた以下の記事。
高収益でも控えめな設備投資、人口減で需要に不安 トラウマも=日銀