NAIRUって本当にくるの?完全失業率2.2%でも達成できないインフレ率2%
ぼく程度の経済認識で、日銀政策を論理的に否定することはできませんが、さすがに昨今のリフレ派の言い訳にはうんざりしています。
まず、2013年時点での日銀による異次元の金融緩和の目標をみてみましょう。
超金融緩和 ...
広島カープファンのみなさますみません”(-“”-)”カープファンと黒田日銀総裁発言の類似性
いやー、しびれる試合でした。前評判では完全にコロンビアが有利。AIも、「2-0」でコロンビアの勝利確率59%と予測していました。まだまだですねAI。
個々の能力の高いコロンビアを、チームプレーで封じた典型的な日本の戦い方で ...
金融政策の目的は失業率改善だそうです。完全に破綻しているリフレ派のデフレ脱却理論
リフレ派の論客、上念司氏。
専門の経済だけでなく政治から国際事情まで豊富な知識に基づいた解説と話術が特徴で、ぼくも5年以上前から動画や著書などで追いかけてきました。
しかし日銀の量的金融緩和の効果が怪しくなって ...
民間がお金を借りないなら、政府が借りることで世の中のお金が増える
これまでの投稿で、民間に資金需要がないために世の中に出回るお金(マネーストック)が増えない(量的緩和の効果が薄い)ことは理解いただけたと思います。
では、本当に政府が支出を増やすことは有効であり問題がないのかを説明していき ...
誰かがお金を借りなければ世の中のお金は増えない
いわゆるリフレ派の人たちでも、異次元の量的金融緩和にかかわらず、市中に出回るお金(マネーストック)が増えていないことを認めています。
その理由として、量的金融緩和の規模が足りないとか、2014年の消費税8%への増税が原因と ...
マネーストックを増やすという経済対策は効果があるのか?
アベノミクスの肝は、日銀の量的金融緩和による2%のインフレ目標の達成です。
その論理は、いわゆるリフレ派といわれる人たちが主張する「経済は貨幣現象」というもので、金融緩和によりマネタリーベースを増やすことで金利が抑えられ市 ...
マネタリーベースを増やしてもマネーストックが増えない理由
お金が銀行の信用創造でつくられることは、前回の記事で説明した通りです。
そして不景気のとき、つまり経済成長率であるGDPの伸びが鈍いときは、お金の量の増え方が鈍いことを意味します。
ということで、2013年に日 ...
銀行がお金をつくる?お金が増える仕組みとは
マネーストックの推移をみてみると、日本ではお金(現金通貨・預金通貨)の量が右肩上がりに増え続けているようです。
しかし、お金をつくれるのは日本銀行だけなはずですが、先ほどの記事でも説明したように、日銀の通貨(現金通貨・日銀 ...
現金通貨、マネーストック、マネタリーベースの推移
日本にはどれだけの量のお金が流通しているのでしょう?
日本銀行のHPから、 現金通貨である日本銀行券発行高や、お金に関するデータを調べてみました。
現金通貨量の推移日本では、ざっと110兆円ほどの現金が流通して ...